技術資料
アルミホイール装着 ブリヂストン(ゾナ)RV−1



私がこのミニキャブに乗り始めた平成元年頃から欲しいと思っていた、このアルミホイールをついに手に入れました。
このホイールはブリヂストン社製のRV−1というホイールです。4WDのイメージが強烈で、手に入れたいと思っていましたが、当時はアルミホイールというのは高価なものでした。新品4本で10万円くらいしましたね。
買いたいなと思いながら、いつの間にか生産も打ち切られ、気持ちだけが残ってしまいました。
近年に一度だけ現行型DA63Tスズキキャリイトラックに装着されているのを見ました。まだ生き残っているのかなぁ?としみじみ感心していたところだったのですが.....
先日野風競売でついに運命の発見を!
PCD110mmや114.3mmは時々出てきていましたが、PCD100mmを見つけて、すかさず入札・そして落札しました。
届いてみると、コメントの記載を読んで想像していたより傷が少なく、センターキャップも全て揃っていて、その程度の良さに感激しました。
裏の刻印を見ると87/6とありますので、奇遇にも製造からぴったり20年ですね。



前輪です。切削アルミニウム色が輝いています。



後輪です。オフセット40mmで少し深いですが、きれいに収まっています。



タイヤもあのBSスニーカーのフニャフニャは嫌だったので、あえて古いですがBSユーロード82「SF248」の145SR12を中古で捜してはめました。乗ってみるとあのフニャフニャ感がなく、嘘のように快適です。ただ古くて硬くなっているだけかもしれませんが。



さすがに貴重なホイールですので、気休めですがロックナットも付けておきました。



夏タイヤはこのホイールで乗っていこうと思います。この春13インチ155/70R13を買ったばかりだったのですが、実家のU62Tミニキャブにでも履かせてみましょうかね。




<2012年9月8日追記>



長い長い修理からやっと帰ってきたので、車庫で保存していた「SF248」の状況を見て、タイヤを替えることにしました。というのも「SF248」の刻印を見ると[JHM153]とあり、つまり1993年第15週製造ということで、すでにもう19年経っていることと、トレッド面の磨耗はまだスリップサインは出ていませんが、サイドにヒビ割れが出てきているので、もう危ないかなという判断です。
しかしブリヂストン社製造のこのサイズ(145/80R12)は、現行モデルは「スニーカー2(SNK2)」しかなく、前モデルの「スニーカー(1)」のフニャフニャ感を思うと選び難い。そこで調べてみると、新車装着の「B391」という銘柄にこのサイズがあることを見つけました。少し前のホンダの軽乗用車、ライフ・ザッツに装着されていたようです。
野風競売で程度の良い中古を探しましたが、4本揃っての出品は見つからず、1本・1本・2本と落札して4本揃えました。揃ったところで行きつけのタイヤ屋さんにお願いしてはめ付けてもらいました。



なかなか面白いトレッドパターンです。ブロックが大きめなのが私の好みなので、気に入りました。



「SF248」よりタイヤサイドが丸くふくらんだ形状になっています。これが乗り心地と剛性感を両立しているのでしょうか。ゴム質が圧倒的に新しいということはありますが、しっかりとしたところもあり、なおかつ段差をあまり拾わなく吸収しているというのはとても好印象です。少なくとも「スニーカー(1)」よりは好ましいタイヤと言えます。

ところで今回はめ付けた物の中で一番古いのが、刻印[DJN4605]とあり、すでに製造から6年経っていて、これがほんの少しだけヒビが発生していました。
タイヤ屋さんのお兄ちゃんが「ちょっとやばいですよ」などと脅かすので、処分をお願いしてお店に置いて帰るつもりだった、さっきまで履いていた「SF248」を持って帰ってきてしまいました。



トレッド面はまだしっかり溝がありますが、経年変化により多少サイドにヒビが入っています。どなたか欲しい方がありましたら、送料実費でお送りしますがいかがでしょうか?
もちろん走行用に使用しない方に限りお渡ししたいと思います。



私が危険と判断して外したタイヤを使おうという人がいるはずがありませんがねぇ。


技術資料一覧表ページに戻る
トップページに戻る