第1回クラシックカーピクニック

いつもの加藤さんに誘われて、久しぶりに旧車イベントにエントリーして参加しました。
記念Tシャツが付いて参加料3000円なら妥当かな、と軽い気持ちでエントリーしましたが、門司とは山口県ではなく福岡県であることに気が付いていませんでした。
往復約900kmの、過酷な日帰り遠征でした。






開催日時
平成27年3月29日(日曜日)  9:00〜17:00

開催場所
福岡県北九州市若松区大字竹並1006番地
響灘緑地/グリーンパーク



夜10時ごろ自宅を出発し、国道183号で庄原まで行って、中国道庄原IC〜広島北JTC〜山陽道経由で西に西に向かいました。


深夜というよりは早朝の、壇ノ浦PAから見た関門橋です。
このミニキャブで九州に上陸するのは初めてかなぁ?と思ったのですが、大学生のころに一度、地元の同級生が九州産業大学にいて、その同級生を乗せて行ったことがあることを思い出しました。


朝6時ごろには現地に到着していたのですが、まだイベントのスタッフの方が入口を準備しておられなくて、どこが入口か分からず、公園の周りをうろうろしていました。
7時を過ぎてから用意ができたようで、待機場所に誘導されました。
すでに私の前に5、6台の先客がいました。若干の入場待ちの後、会場に入っていきました。


とにかく広い、自然公園的な場所でした。どこにクルマを並べるのだろうかと思っていましたが、公園内の通路のわきに整然と並べることになりました。
参加車両が多く、端から端まで歩いてみて回るのにかなりの距離がありました。


開会式で、主催者の代表2人と、ここグリーンパークの園長さんがあいさつをされました。

いつものように、軽貨物車・軽乗用車・三菱車を優先的に紹介したいと思います。


軽自動車の自主規制の64馬力を作ったクルマ、「アルト ワークス」です。
当時その圧倒的なターボエンジンと、ほぼ軽自動車初だったフルタイム4WDに憧れた人は多いと思います。
入場待ちをしていたときに声を掛けて、入場も私の2台後ろでした。
ロールゲージが装備されていて、オーナーさん曰く、競技車両として組まれた車両だったが、実戦投入されなかったようだ、ということでした。


その後ろにおられたのが、この「スズキ ジムニー」です。
昔乗っていて、しばらく放置されていて錆さびのボロボロの状態だったのをここまで復元されたそうです。


ホンダ N360が来ていました。ナンバーを排気量の360にしておられるクルマもありました。


ホンダ Zも来ていました。


ホンダ ステップバンも来ていました。かなりきれいですね。


ホンダ アクティトラックです。私のミニキャブとほぼ同じ年式です。
どうもこのイベントのスタッフのクルマのようです。


スバル 360も来ていました。


今回のチャンピオンとなった、ダイハツミゼットです。
随分高い位置にあるように見えると思いますが、実はトラックの荷台に乗せられていまして....


その乗せていたクルマがダイハツの小型3輪トラック。まさに親子亀状態、しかも後ろ向きに乗せる辺りがかなり狙っている印象を受けました。
オーナーさんは旧車の雑誌に何度も乗るような有名な方で、すべて自分でレストアされるそうです。
小型3輪トラックの前でメモを取っている人が、旧車雑誌の編集者で有名な方だそうですが、(お名前失念!)今回のイベントのコンテストの選者でもありました。


イベント中ずっと人だかりが切れなかった、「トロージャン200」というクルマです。
イギリスのクルマですが、ドイツのハインケルのライセンス生産というクルマだそうです。
車体の前にドアがあり、そこから乗降するのですが、それを一般客を対象に乗せたりしておられたので、子供たちは大喜びでした。


お昼はどうしようかなと思っていたところで、イベントに協賛して、石釜焼きピザ・アジア料理・ケバブのお店が来ていました。
私はすかさず大好物のケバブ屋さんへ。一つ500円で具がたっぷりの辛口ケバブをいただきました。



主催者側で展示していただいていた、日本初の冷凍輸送車だそうです。


同じく主催者側で展示していただいていた、今は使われていない路線の国鉄バスです。


会場は九州ということで、まだ4月にならないのにサクラがきれいに咲いていました。


数少ない三菱車ということで、これまた希少な「三菱 ギャランGTO-MR」です。
三菱初のDOHCエンジン搭載です。


三菱 デボネアです。これほどきれいな状態も珍しいと思います。


トヨタ スターレットです。比較的新しいのでなかなか旧車イベントでは見ないクルマです。
ナンバーを排気量の「1300」にしておられるので、あえてナンバーを消さないで掲載します。


日産 サニーです。初代サニーですね。このクルマもナンバーを排気量にしておられます。


15時ごろにパレード形式で会場を退場して、帰路を急ぎます。めかりPAから見た関門橋です。
名残惜しい気持ちを抱えつつ、九州を後にします。


山陽道だったと思いますが、イベントの帰りの一団が集まっていました。


門司では毎年春に「ネオクラ」、秋に「レトロ」と旧車イベントがあるようです。
参加してみたい気はありますが、あの行き帰りの絶望的な距離感に耐えられるかどうか、その一言に尽きます。

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